Toy-Factory BADEN karimoku version
バンコンタイプキャンピングカーで定評のある、Toy-Factory。
半世紀以上の歴史を持つ大手国産家具メーカー・カリモク家具。
ふたつのブランドがコラボレーションしたキャンピングカーが「BADEN karimoku version」。
3列シートとリヤ常設ベッドレイアウトのBADENは、様々なシーンで活躍が期待できる人気のバンコンタイプキャンピングカーのひとつ。そこに、天然素材とカリモク家具の職人による繊細な仕事が重なり合う。
丁寧に処理された家具から感じられる木のぬくもり。
乗用車とは違うキャンピングカーならではの楽しみ方。
限定生産のため、Toy-Factory直営店の販売は終了しましたが、当社では展示車のほか5台3台(2021年6月26日現在)分のディーラー生産枠を確保しております。
天然素材の節の跡や傷などを味として賞味いただける方に、ぜひともおすすめしたいモデルです。
BADENは、ハイエーススーパーロングベースのバンコンタイプキャンピングカー。
対面ダイネットと常設リヤベッド、大容量の収納スペースなどで構成された人気レイアウトのひとつ。
ウィンドウ部を拡張するFRP製エアロウィンドウでバンコンながらも室内にゆとりがあります。洗練されたインテリアデザインもBADENの魅力です。
キャンピングカー専門誌「オートキャンパー」の2010年アワードでベスト1に輝き、現在に至ってもその人気は不動のものとなっています。
天然素材の質感を活かしたインテリアに現れる、家具職人による仕事の良さ。
見ても美しく、触れることでさらに伝わってきます。
このキャンピングカーの車内にあるのは、確かに家具です。
BADEN karimoku versionの家具には一部無垢材が使用されています。
木目の合わせ方や触れる部分の処理などは流石で、カリモク家具の職人による確かな技術と品質が伺えます。
上部戸棚の扉やテーブルなどの手触りも良く、特に滞在中に触れる機会の多いテーブルからは、しっかりとしていながらも角が立っていない自然な優しさが。
人が触れる部分だからこそ質感を味わいたいものです。
木材を組み合わせた部分の滑らかさからは、質感に加えて確かな技術が伝わってきます。
また、冬場に触れた時に「冷たいけれど嫌な冷たさじゃない」など、天然素材からは季節に関係なくどこか優しさを感じます。
もちろんデメリットもあります。
傷や汚れをはじめ、十分検討されているとは言えキャンピングカーの車内環境は過酷な条件です。天然素材ゆえに避けられない傷みの可能性は否定できません。
キャンピングカーの醍醐味でもある、車内でくつろぐ時間。
BADEN karimoku versionには、車内を彩る「サファイアネイビー」と「トパーズイエロー」の2種類の専用ファブリックカラーが用意されています。
サファイアネイビーは、光の加減によって、やや鮮やかさのある青系から上品さを醸し出す紺藍まで、その表情が違って見えます。
画像ではデニム調に見えるかも知れませんが、短い起毛のある織り系のファブリックです。
ビビット過ぎず適度な落ち着きを持つトパーズイエロー。
キャンピングカーではあまり見かけない配色ですが、限られた空間で過ごす車中泊に華やかさを添えてくれます。
素材はサファイアネイビーと同じです。
天然素材が心を豊かにし、何気ないシーンでもそれが印象的になる。
上質な設えの家具に触れ、穏やかな時の流れに包まれる。
BADEN karimoku versionなら、素敵な時間に出会える気がします。
BADEN karimoku versionに使用されている無垢材は、使い続けるうちに汚れや傷みが目立つこともあります。
でもそれは、キャンピングカーとともに過ごした思い出となります。
通常モデルのBADENは、インテリアに表面処理された家具素材や金属部品を使用しています。
捉え方によりますが、メンテナンス性や耐久性が無垢材より優れている面もあります。しかし、そこは価値観の違いであって、優劣は存在しないと思います。
海や山だけではなく、車内でも自然を感じたい。
車内だからこそ自然の近くに在りたい。
機能性、テクノロジー、居住性、コストパフォーマンス、デザインなど、キャンピングカーに何を求めるかは、それぞれです。
思い描く利用シーンによって、ピッタリの一台は異なります。
家具職人の確かな技術と天然素材のぬくもり、経年による変化も楽しまれるなら、BADEN karimoku versionはおすすめできる一台になります。
本社展示場にサファイアネイビー、九州鳥栖展示場にトパーズイエローの展示車がございます。
家具やファブリックカラーは、実物と写真や画面では異なります。
また、それぞれ感じ方に違いがありますので、可能であれば実車をご覧になられることをおすすめします。